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update 2007/01/15 16:04
「ダカールラリー」1月15日 第9ステージ

ティシット→ネマ
リエゾン: 0 km - SS: 494 km - リエゾン: 3 km
トータル: 497 km

前日のビバーク地では、サポート隊のサービスが受けられないマラソンステージ明けとなる競技9日目の状況をお伝えします。


轍を追う
今日も深い砂丘のステージのハードな1日、ダカールラリーで少しずつコースを変更して何度も使われてきたクラッシックなコースです。目印は少なく遥かかなた、ナビにとってコースを選びにくいステージで、たった一つ方法があるとすれば、ベストな轍を選んでそれに続くことか。 陽が沈んだ後の砂漠の走行は日中の倍以上の時間がかかるため、ネマに明るいうちにたどり着けるかが勝負です。

Team Dakar USA
ドライバー:ロビー・ゴードン選手
車両:Hummer H3(レースナンバー:320)
ステージタイム   06:05:12
            (1位との時間差  00:33:09)
合計タイム     40:04:22
            (1位との時間差  06:20:59)
ステージ9  ステージ順位 11位   総合順位  8位
(注)SS.1での速度違反により、合計タイムには13分間のペナルティーが別に加わります。

(ゴードン選手)今日は非常に良い走りが出来ました。リヤの内圧調整装置が不調だった時、約200kmに渡って三菱チームと走っていました。エアノズルの故障により、リヤタイヤがパンクし、約10分を失いました。その後、100km程で別のリヤタイヤがパンクしました。我々の2本目のスペアタイヤはフロントにしか使用できない軽くて細いタイヤを搭載していますので、フロントをリヤに回してスペアの軽量タイヤをフロントに装着しました。このような作業により、余計な時間を費やした上に、スペアの細いタイヤをフロントに装着した状況では、アクセル全開に出来ないままの走行となりました。ステージ11位の結果は、トラブルの割りには非常に良い結果でした。総合順位も8位に上がりました。ステージ8と9の合わせて1100km以上のレースは、幾つものチームにトラブルを引き起こしました。我々は、次のステージに向けて生き残らねばなりません。第10ステージは、特にHUMMERに適したステージだと思いますので、勝ちを狙って走ります。明日はHUMMERの出番かもしれません。

(チーム関係者だけが知るここだけの話。)
今日のゴードン選手のコメントにあるMONSTER ENERGY HUMMERのスペアタイヤに関して一言。ゴードン選手のように大きなタイヤ(外径94cm!)の場合、スペアは2本がMaxです。普通は2本とも同じサイズを搭載しますが、ゴードン選手はTOYO OPEN COUNTRY MTR 37x13.50R17の耐久性に自信があるため、1本は細く軽量なタイヤを搭載しています。


手前が通常サイズ/奥が細く軽いフロント専用のスペア

通常では考えられない大胆な作戦ですが、ゴードン選手のTOYO TIREに対する絶大な信頼がなせる作戦と言えます。

Tecnosport Italia
ドライバー:篠塚建次郎選手
車両:Nissan Pathfinder(レースナンバー:342)
ステージタイム   07:56:10
            (1位との時間差  02:24:07)
合計タイム      58:23:12
            (1位との時間差  24:39:49)
ステージ9  ステージ順位  42位 総合順位  64位
(注)合計タイムには5時間30分のペナルティーが別に加わります。

ステージ8では夜中にゴールしたため情報がなかった篠塚選手ですが、現地から無事到着しステージ9に出走したとの情報が入りました。今回は、ステージ8と9の状況をまとめてお送りします。

(1月14日 ステージ9)
14日のSS8は最初の砂丘の柔らかい砂の中で前にクルマが詰まってしまい、それを避けようとしてはまってしまいました。15m進むのに3回ジャッキを使い、1時間以上掛かったんです。その後、残り150?でエンジンのファンベルトを止めるパーツが壊れました。仕方ないのでT4を待って、修理して……。毎日壊れるから嫌になりますね。ビバーグに帰ってきたのは深夜2時、いや1時半頃。でも、何とか戻ってこれたんだから良しとしなければね。休息日明けは予想外のところが壊れることが多いですね。去年も休息日明けにそれまで一度も壊れていなかった配線ダメになってリタイアしたし、今年も壊れ続けていた駆動系じゃなくエンジンだから…。

(1月15日 ステージ9)
今日は何もなかったね。珍しいよ。何かあるといけないので完全にリエゾンペースで走っています。でも150km手前からエンジンから異音が出て、止まって調べてもわかりませんでした。おそらく排気管にクラックが入ったんじゃないかな。とりあえず帰ってこられて良かったです。自分が考えていた以上に、相当ゆっくり走らないと駄目ということが良く分かりましたよ。

Pro System Racing
ドライバー:エリック・ビグロー選手
車両:Chevrolet Silverado(レースナンバー:328)
ステージ9  ステージ順位  -位 総合順位  -位

ステージ8で発生した車両トラブルにより、惜しくもリタイヤしました。

さて、1月16日はステージ9のゴールであるネマを出発し、再びネマに戻る周回コースとなります。
Team Toyoの活躍をお楽しみに。チャオ!



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