TOYO TIRES MOTORSPORT
TOYO TIRES MOTORSPORT WEB

GLOBAL ACTIVITIES / OFF-Road
TOPオフロードSCORE San Felipe250 ≫ 2010/03/12-14 SCORE San Felipe250<レポート>
update 2010/05/10 11:11
2010/03/12-14 SCORE San Felipe250<レポート>

2010年3月13日、ロビー・ゴードンは「Monster Energy / TOYO TIRES Chevrolet Trophy Truck」#1と共にBaja California砂漠(メキシコ)に挑んだ。今回のレースはここThe San Felipeで行われたレース史上、最も厳しいレースになるだろうと誰もが感じていた。そこで2週間前にロビーはチームクルーと共にこの地を訪れ、4日間かけてサスペンションやタイヤのテストを行い、マシンのセッティングを完成させていた。

ここThe San FelipeのコースはSCOREシリーズ全コースの中で、最も険しく、厳しいコースだ。深い溝や乾いた河床の深さは1.5 メートルを超える所もある。このコースに相応しいタイヤとしてゴードンは、サイズの大きい「Open Country M/T- R 39X13.50R17」を選び、十分な時間をかけてタイヤにフィットするようサスペンションの高さや圧力を調節した。これでレースに挑む準備は万端だ。

レースが始まり、それぞれのマシンが30秒のインターバルで次々にスタートを切って行く。ドライバーの誰もが走り出しの40?60マイルが勝負であるとわかっていた。特に20マイルにもわたり巨大な溝や乾いた河床が続く「Zoo Road」は、非常に険しく多くのドライバーがリタイヤに追い込まれる危険な区間でもある。このセクションでスピードを出し過ぎればマシンへのダメージは避けられない。Zoo Roadを無事超える為には焦りは禁物なのだ。

開始から15マイル、全ては順調に進んでいるかのように思われた。ロビーは既に前方のトラックを追い抜きトップを走っていた。険しいZoo Roadも無事クリアし、後続車との距離を順調に引き離していた。その時突然、Chevrolet Trophy Truckが白煙に包まれた。ヘリコプターから見守るチームクルーは白煙の噴出す位置からエンジンの故障かと思っていたが、マシンはそのまま走行を続け、ロビーが無線で左のリアサスペンションが壊れたと知らせてきた。サスペンションはリザーバー上部が破裂し、サスペンションオイルが飛び散っている。オイルはインテークマニホールドに入って白煙を上げ、ロビーやコ・ドライバーのアンディ・グライダーはオイルのシャワーを浴びるはめになった。

サポート車両が予定通り30マイル地点までロビーを追走していたので、連絡通路に寄せてトラックの修理を行うこともできたがロビーたちは走り続けた。40マイル地点にあるピットまでたどり着けば多くのメカニックの手によって、より素早いサスペンション交換ができるからだ。無事到着したマシンに破損したサスペンションを取り外し新品が組み込まれる。もしショップで交換すれば20?30分はかかるであろう作業が、わずか13分で完了した。チームはシリーズポイント獲得に向けChevrolet Trophy Truckを最短でコースに復帰させたのだ。

サスペンションを交換する間に何台かのTrophy Truckがロビーを抜き去っていった。しかしラッキーなことに、他の多くのライバル達もまたBaja Californiaの地形に苦戦し、なんらかの故障をきたして足止めされていたので、ロビーとアンディはコースに復帰すると残りの区間で遅れを取り戻すことができた。事前の練習でスムーズに走れるラインを見つけていたからだ。160マイル地点で、Chevrolet Trophy Truckはトップを走るJesse Jonesから11分の遅れで5位につけた。

ロビーはレース前にこう語っていた。「195マイル地点付近から本当の勝負が始まるだろう。その頃にはドライバーもマシンも消耗しきっているはずだから、自分の体力もマシンもしっかりと整えておかなければこの険しい地形に打ち勝つことはできない。」その言葉通り、170マイルの地点で再びChevrolet Trophy Truckにトラブルが襲う。今度は左のリアサスペンションの故障だ。前回起きたような破裂こそなかったものの今度はハンドリングに支障をきたし、レースの終盤は思うように走るのが難しくなった。しかし2度のサスペンション故障というトラブルに見舞われたものの、ロビーはトップからわずか7分の遅れでゴールを果たし、なんと最終チェックポイントを2位で通過した。

度重なる故障を抱えながらも、ロビーはTrophy Truck部門を2位でゴールし、総合で4位につけた。これはこの先迎えるシリーズのチャンピオンシップに向け貴重なポイントの獲得だった。

ロビー・ゴードン「Monster Energy/ TOYO TIRES Chevrolet Trophy Truckの出だしは素晴らしかったんだ。でもレースの前半に左のリアサスペンションが壊れてしまったのが残念だった。こんなことがあると、もうおしまいだ!って諦めそうなものだけど、チームが素早くサスペンションを交換してくれたからすぐにレースに復帰することができたんだ。後半も右のサスペンションが壊れてラフな路面を走るのはハードだったし、最後のストレートではライバルたちのトラブルを願う以外なにもできなかったね。だけど、この厳しいコースでしかも故障を抱えながら上位でゴールできたのは凄いことだと思うよ。次はサスペンション圧を変えて臨むよ。Baja 500でもう一度優勝を狙うんだ!」

TOYO TIRESについては、ロビーはとても満足していた。

ロビー・ゴードン「今年のSan Felipe 250でのTOYO TIRESのパフォーマンスには感動したよ。この荒れた地形でタイヤ一本もパンクしなかったんだからね。40マイルのサスペンションを交換した地点ではリアタイヤ2本を交換したけれど、それは大きな棒がタイヤに刺さっていたからで、サスペンションを交換している間に同時にタイヤも取り替えることができたんだ。それ以外はタイヤに全く問題はなかったよ。San Felipe 250で連続2位を達成できたことをTOYO TIRESのみんなと一緒に祝福したい。これで総合は5位、トップとの差は26ポイントだから次のチャンピオンシップでまた優勝できるかどうかは残りのレースにかかっているね。」

過去10レースのレポートはこちらからどうぞ



Copyright (c) TOYO TIRE & RUBBER CO.,LTD
PAGE TOP