ネバダ州ラフリン(2011年1月16日) - アタカマ砂漠の砂丘から、ネバダ州ラフリンのチャレンジングなコースへ――。2011年ダカールラリーから戻ったロビー・ゴードンは早速、Laughlin Desert Challengeでその高いスキルを証明してみせた。SPEED Energy/Toyo Tiresチームのダカール挑戦が残念な結果に終わってしまった後だけに、ゴードンには何らかの埋め合わせが必要で、それこそが2011年SCORE International Off-Road Seriesでのシーズン初優勝であり2009年のタイトル争いの再現だった。
Robby Gordon Off-RoadチームにとってLaughlin Desert Challengeはなかなか準備の難しいイベントの1つだ。スタッフの大半はまだ南米でDakar Rally HUMMERチームの総括に忙しく、ゴードンがラフリンのコースに姿を現すのは例年、SCOREトロフィートラック各車がタイム計測のため整列する数時間前というギリギリのタイミングになる。

土曜午後の第1レースに向けた予選で、ゴードンは鮮やかなオレンジ色のカーナンバー77「SPEED Energy/Toyo Tiresトロフィートラック」で全長6.25マイルの周回コースに飛び出すと、6分23秒08のタイムを叩き出してポールポジションを射止めた。平均時速は58.75マイル、予選2位のB.J.ボールドウィンに9秒近い差を付けた。今年のレースには123台が参加しており、人気の高いトロフィートラック・クラスには32台がエントリーしている。
ポール獲得後、ゴードンはいつものようにグランドスタンド脇に車を停め、「Laughlin Leap」ジャンプコンテストに挑むドライバーたちを見に集まったオフロードレースのファンや愛好家たちと交流した。夕陽が山の向こうに隠れると、いよいよカーナンバー77「SPEED Energy/Toyo Tiresトロフィートラック」のゴードンがこの名高いジャンプコンテストに登場、125フィートの大ジャンプでスタンドにひしめく5000人の観衆を沸かせた。1回目のジャンプでこれだけ飛べたドライバーはトロフィートラック・クラスでも皆無。ゴードンが見守るなかライバル各車もこの記録を打ち破ろうと次々と2回目に挑戦したものの、結局ゴードンと彼のチームがクラス1位の賞金2500ドルを獲得した。予選に引き続いての快挙に、土曜日のレースに向けてチームの士気は俄然、盛り上がった。

ところが、追い風は一転、たちまち悲嘆へと変わってしまった。レースはスタート直後の1つ目のジャンプからゴードンとボールドウィンがサイドバイサイドで競う展開に。ボールドウィンが一歩先んじ、最初の2周をリードした。3周目に突入するゴードンはボールドウィンの背後にぴったり付き、首位を奪還しようと隙を窺う。エンジンが唸りを上げ、レース距離5マイルを過ぎたそのときだった。ゴードンが車を停めた。メカニカルトラブル発生。ライバルたちのトロフィートラックが続々と脇を駆け抜けていくのを為すすべなく見送ることしかゴードンにはできなかった。その後、トラブルの原因を突き止めたチームは、問題はエンジン内部で起きたもので修理不可能と断定。日曜日のレース2日目を戦う望みも潰えた。ポール獲得とジャンプコンテスト優勝で波に乗ったチームは、週末を全勝で席捲するという大きな期待を抱いていた。代わりにチームは今、3月に開催される2011年SCORE International Off-Road Series第2戦サンフェリペの準備に入っており、2年連続の2位フィニッシュに続いて今年こそ優勝を目指している。
Provided by Team Robby Gordon