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update 2011/12/07 11:11
2011/11/17-20 Tecate SCORE Baja1000 <レポート>

ノースカロライナ州シャーロット(2011年11月19日)――ロビー・ゴードンの第44回Tecate SCORE Baja 1000のスタート順抽選結果は20番手だった。チームはその瞬間にBaja 1000の通算優勝記録を伸ばせる公算は大きくないことを悟ったが、それでも昨年このレースでVildosolaにわずか5分遅れで2位フィニッシュを果たした彼らにとってみれば、この難しい挑戦さえもかえって意欲を沸き立たせるものだった。

トロフィートラック部門のレースは、セミトレーラーの事故でコース上が塞がれたために遅れ、メキシコ・エンセナダの郊外10マイルほどの地点からリスタートする展開に。チームのためにも優勝に照準を定めたゴードンは、すぐさま前方のトラック数台を捉え、彼らの立てる砂煙の中から早めの脱出を図った。レース距離70マイル前後でPistol Petと素晴らしいバトルを繰り広げた末、彼はコース上で6位、修正タイムでは全体の3位という、その時点での目論見どおりの好位置につける。一旦ハイウェイに出た後は、それまでに抜き去った各トラックの猛追に遭うも、十分な量のガソリンを積んだゴードンが順位を脅かされることはなかった。
Tecate SCORE Baja1000

サンフェリペに向かうルートは今回のコース屈指の荒れた路面で、暗闇もあいまって多くの競技者の前に難関として立ちはだかった。ゴードンもその例にもれず、SPEED Energy / Toyo Tiresチームはレース距離約250マイル地点でピットストップを行う。クルーは55秒以内にライトバーを設置し、リアの2本のTiresを交換すると、ガソリンを満タンにして素早くゴードンをコースに送り出した。ピットストップ後も彼は6番手をキープしており、首位のBryce Menziesとの差はわずか数分だった。
Tecate SCORE Baja1000

無線情報から判断してチームは、次のピットストップをレース距離400マイル付近で行うよう準備していた。ところがピットまであと数マイルというとき、ゴードンは時速130マイル近くで走行中にburmに激突し、トラックは横転する。車体は大部分を大破させつつも最終的にうまくToyo Tiresを下にして着地した。チームは、照明灯なしに大きなダメージを負ったトラックで400マイル地点のピットまで辿り着くのは難しいと見て、レースは終わったと考えた。だがラッキーなことに、トラックには本格的なメカニカルトラブルは起きていなかった。必要なものは新しいToyo Tiresのセットと照明灯の追加だけだった。これらの調整を行ったのち、ゴードンは再びゴールを目指して走り始めた。ただ、クラッシュの影響でポジションは9位に後退し、トップ集団からは45分近く遅れてしまった。

遅れを取り戻そうと、ゴードンはSPEED Energy / Toyo Tiresトロフィートラックを飛ばした。Valley Trinidadまでの100マイルでトップとの差を25分詰め、諦めない姿勢を見せつける。夜も深まると照明の不足しているゴードンの追撃は苦戦を強いられた。レース距離645マイルを目前に照明灯が下を向いてしまい、ゴードンはエンセナダへ折り返すにあたってトラックを止め、照明灯を直さなくてはならなかった。度重なる問題の発生にもかかわらず、ゴードンはコース上で6番手と、ゴールまでほんの数マイルを残してトップ5 フィニッシュを狙える位置につけていた。

エンセナダのぬかるんだ湿地に戻ってきたところでゴードンはラインを外れたトラック(ジェシー・ジェームズ)を追い詰め、抜きにかかった。ジェームズのマシンが横転した隙にゴードンは1つ順位を上げる。しかし、ゴードンにとって不運なことに、カーナンバー77 SPEED Energy / Toyo Tiresはゴールまで残りちょうど2マイルの地点で動かなくなってしまった。ドライブシャフトが壊れたのだ。ぬかるみからトラックを押し出し、チームはドライブシャフトを交換したが、その間にトップとの差は1時間半に広がった。この故障さえなければ、ゴードンとSPEED Energy / Toyo Tiresチームは、優勝したAndy McMillanから約25分遅れの5位でレースを終えられたに違いなかった。
Tecate SCORE Baja1000

災難と忍耐の一日だった。カーナンバー77は結局、現地時間午前5時30分にフィニッシュラインを通過した。「390マイル地点でターンを見過ごして、そのうえSPEED Energy / Toyo Tiresトロフィートラックをクラッシュさせてしまった。クラッシュ前は[時速]130[マイル]で走っていたから、たぶん地面にぶつかったときは[時速]100[マイル]くらいだっただろう。大きなクラッシュだった。あんなひどい事故はもう何年もやってないよ。それから文字どおりゴール手前2マイルのところでドライブシャフトが壊れた。間違いなくクラッシュのせいだね。あれでトラック後部が3インチほどずれたんだ。ドライブシャフトにもかなりの衝撃が加わったはずだ」と、トロフィートラック部門8位、全体の10位でゴールしたゴードンは語った。「Toyo Tiresは素晴らしい、全く最高だよ。タイヤに関しては今まで完全にトラブルフリーだ。SPEED Energyとともに僕らはブランドの認知度を上げることにも成功していて、砂漠を緑色からオレンジ色に染め変えつつあるんじゃないかな」

Tecate SCORE Baja1000

SPEED Energy/Toyo Tiresオフロードチームの次のイベントは、2012年ダカール・ラリーだ。昨年早期リタイヤを余儀なくされた分も活躍したいとロビー・ゴードンは意気込んでいる。

Provided by Team Robby Gordon



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