ダカール2012:総括
Team SPEED、上出来の結末
ペルー・リマ(2012年1月15日) ― ダカール2012を締めくくる最終ステージ、ペルー・リマのゴールラインを誰よりも先に駆け抜けたのはロビー・ゴードンとジョニー・キャンベルのアメリカ人コンビ。今大会3回目、Team SPEED全体では5回目となるステージ優勝を飾り、またひとつ歴史に足跡を刻んだ。並みいるライバルたちばかりか主催者側からも逆風が吹く困難な状況の中、それでもカーナンバー303「SPEED Energy / Toyo Tires HUMMER」は常にダカールの主役だった。ゴードンの戦績はトップ5フィニッシュ計10回、最終順位は5位。過去最高位(2009年の3位)には届かなかったものの、掛け値なしのベストパフォーマンスだった。
第12ステージ:レポート
後退するも健在!ゴードン、ステージ優勝
ペルー・ナスカ(2012年1月13日)― ここ数日、Team SPEEDとロビー・ゴードンは疑惑の払拭に必死だった。カーナンバー303「Team SPEED / Toyo Tires HUMMER」に搭載しているタイヤ内圧を調整するシステムが、パフォーマンス・アドバンテージに繋がっているとして車両規定違反とみなされたのだ。無実を証明するため、ゴードンは昨夜ペルー・アレキパのビバークでメディアを集め、問題とされたシステムを丸ごと公開して仕組みを説明する役を自ら買って出た。それだけでなく、問題のシステムを使えなくし、この後のステージをゴードンはシステムなしで走る羽目になった。
第10ステージ:レポート
タフな一日、だがまだ戦いは終わっていない
チリ・アリカ(2012年1月11日)― 第10ステージはチリで戦う最後のステージ。ロビー・ゴードンにはラスト30kmで無情な運命が待っていた。彼は一番手でコースに飛び出したが、早々にMINIのナニ・ロマとステファン・ペテランセルに抜かれてしまう。第1チェックポイント過ぎでの差はわずか3分、そこから反転攻勢に打って出ると、第3チェックポイントでは通過順でペテランセルから30秒遅れまで詰めた。順位では2分差の3位。総合首位を射程内にとらえ、ゴードンはここぞとアタックをかけた。
第9ステージ:レポート
ゴードン最高の日、アルアティヤはリタイヤ
チリ・イキケ(2012年1月10日) ― 第9ステージはロビー・ゴードンとカーナンバー303「SPEED Energy / Toyo Tires HUMMER」の独擅場だった。ステファン・ペテランセルと1分38秒差でのステージ優勝。ゴードンはナビゲーターのジョニー・キャンベルと力を合わせて執拗につきまとう3台のMINIを退け、スタートからフィニッシュまで終始リードを譲らなかった。