5月13日-16日我々TOYO TIRESは、トム・コロネル/ダンカン・ハイスマン/菊地靖(ヤス)という3名のドライバーと共に、タイヤ開発パートナーであるLammertink RacingのPorsche GT3 Cupで、ドイツNu"rburgring (ニュルブルクリンク)サーキットで開催された、第38回ADACチューリッヒ24時間レース(ニュルブルクリンク24時間)に、ゼッケン#46「Lammertink Racing with TOYO TIRES(ラマティンクレーシング ウィズ トーヨータイヤ)」として参加しました。
レースは13日昼に90分のフリー走行と夜に4時間の1回目予選。14日昼に2回目の予選。そして15日15時から24時間後のゴールを目指してレースがスタートするスケジュール。今回は参加台数200台、決勝日には20万人を超える観客の中レースが行われました。
有力エントラントとしては、Nu"rburgring24時間4連覇中のManthey Porsche(マンタイポルシェ)からは噂のPorsche Hybrid車も投入していました。AudiからはABT(アプト)を始め8台のR8。そしてBMWワークスとしてM3が2台。レクサスも昨年同様LFAを2台投入してきました。その他スバルインプレッサ、VWシロッコなどなど近年で最も豪華なラインナップとなりました。
5/13
13:00-14:30 フリー走行 気温8度、路温8度、小雨
初日から雨と霧という最悪のコンディションの中、雨用のウェットタイヤを履いてトムがコースイン。途中ちょい濡れ用のインターメディエイトタイヤに履き替えて再びコースに戻るが、
14:00過ぎ駆動系ドラブルが発生し走行終了。
19:30-22:30 予選1回目 気温7度、路温7度、小雨
駆動系修理は終わったものの、燃料系の問題が発生。この夜間セッションでは全ドライバーが2周計測を受けなければならず、問題が再発しないか心配されたが、20:10走行開始。
ウェットタイヤを履いてヤス→ダンカン→トムの順で各2本の計測をこなし、最後にトムが再アタックする予定も、雨が酷くなり各ドライバー基準周回だけパスしアタックは明日に持ち越し。順位は70位。
5/14
12:45-14:45 予選2回目 気温12度、路温12度
朝一の天気はスッキリしないものの、午後に向って好転。
問題点も修理され、スリックタイヤで走行開始。
トム2周→ダンカン3周→ヤス3周→トム2周の予定が、いきなり2周目で他車にリアタイヤをヒットされピットイン。アライメントに若干影響が出ているものの、ヒットされたリムが曲がったリア右のみ交換してコースイン。ダンカン、ヤスとアタックの後トムが最後にアタックを掛け、1周目で9分07秒。しかしその後他車との軽い接触し、同時に燃料系に再度問題が発生した為アタック終了。総合30位、SP7クラス4位という予選結果となりました。
5/15-16
15:00-翌日15:00 決勝 気温15度、路温17度
朝のうちはガスが多く、気まぐれなニュルウェザーに心配させられたものの、スタート時間には半袖でも大丈夫な完全なドライに。
15列目からトムが24時間後のゴールを目指しスタートしました。
レース序盤35位前後を走行するも、5週目で予定よりも3周早いピットイン。大きな問題は無かったが、給油とタイヤ交換を行い再びコースイン。
2時間経過したところ12週終了時点で予定のピットイン。給油、タイヤ交換、そしてドライバーもダンカンに交代。タイムは9分40秒前後で走行し、午後18:00ヤスに交代した時点では総合35位、クラス6位。
ドライバーもタイヤに対して「全く問題無い」とのコメントで、後半の追い上げが期待されました。
この時点での総合の順位は上から、ゼッケン1番マンタイポルシェ、100番Team ABTのAudiR8、8番マンタイポルシェ、2番同じくTeam ABTのAudiR8、9番マンタイのハイブリッドポルシェと続く。
しかし、22週目ヤスが突然ピットイン。ミッショントラブルで18:55ミッション交換開始。22:05作業終了しコース復帰するも、すぐにピットに戻ってきてしまいました。
ミッションが完全修復出来ていなかったと同時に、これ以上スペアミッションが無く、不本意ながら22:30過ぎリタイヤを決定。あっという間に我々の24時間レースが終わりました。
レースに優勝したのは、#1マンタイポルシェの5連勝を阻止し、予選8位から自分たちのペースを守って周回を重ねたヨルグ・ミュラー/アルグスト・ファルファス/ウベ・アルツェン/ペドロ・ラミーの#25 BMW M3 GT2(BMWモータースポーツ)でした。
#25 M3は残り2時間を過ぎた時点で、それまでトップを走行していた#9 ポルシェ911 GT3Rハイブリッドが突然ストップしたことでトップに浮上、最後まで大きなトラブルもなく走り切りました。決勝参加台数197台のうち完走したのは123台と、完走率は60%ほど。アクシデントやマシントラブルの多いレースとなりました。
次回は9月同じくニュルブルクリンクのフルコースで開催されるVLNに出場予定。
是非今回のリベンジしたいと思いますので、応援宜しくお願いします!